育休復帰後はフルタイム勤務か、時短勤務か

こんにちは、はなママです。
育児児休業から復帰する際に、フルタイム勤務か時短勤務かで悩むワーママは多いかと思います。

そもそも、時短勤務を選択しづらい職場の方も多いかと思います、はなママの職場もそうでした。世の中、男性と女性しかいないのに、女性社員数が10%未満のうちの会社。そもそも育休自体が取れるのかというぐらい、古い体質の会社でした。

そのため、第1子のときには、当たり前のように、フルタイム勤務で復帰しました。
それから6年。世間の女性活躍の波に乗り、第2子育休後の復帰は時短勤務を取っています。

そこで、フルタイム勤務と時短勤務を両方取得した経験から、
はなママが感じるメリット・デメリット、そして正直な今の気持ちを綴っていきます。

そもそも時短勤務(短時間勤務)とは

時短勤務は、法律上の権利なんです!

その法律は「育児・介護休業法」です。
1992年の施行後(当時は育児休業法)、何度か改正され、
短時間勤務制度が義務化されたのは平成21年(2009年)のことです。

短時間勤務(=時短勤務)が義務化されてから、まだ10年なのです。

その育児・介護休業法をざっくりと言うと、

法律上の時短勤務

・こどもが3歳未満=1日6時間の短時間勤務を義務化(困難な場合は代替措置)
・こどもが3歳以上=短時間勤務の措置の努力義務
(つまり導入の努力はしなさい、導入義務まではないよという意味)

つまり、法律上の育児休業は最大2年なので、
復帰後1年近くは時短勤務の権利があるということです。
(もちろん、この基準を上回る制度を企業側で導入するのはOKです)

 

フルタイムと時短勤務のメリット・デメリット

時短勤務

<メリット>
・時短の分だけ、育児との両立がしやすい
・お世話だけではなく、子供と平日遊ぶ時間の捻出も可能

<デメリット>
・会社によっては、大きな仕事を任せてもらえない。
・反対に、時短なのに仕事量があまり変わらない場合があり、苦しむ。
・退社後に普通に会議があり、当然出れない。
・帰りづらい。
・給料・賞与が時短分減額する


はなママは1時間のみの時短ですが、それでもやはり圧倒的に余裕があります。フルタイムのときは惣菜や外食も多かったですが、時短のいまはそれなりに料理をする時間もあります。

フルタイム勤務

<メリット>
・重要業務でも、何とか任せてもらえる
・給料・ボーナスもきちんともらえる
・昇格・昇給をする

<デメリット>
・とにかく時間がない
・仕事に追われ、育児と家庭と自分を見失いがち
・疲れがいつも取れない
・時間節約のために、浪費してしまいがち



「手抜き上等!」の私ですが、「いつも忙しいそう」と周りから言われてました(笑)。
でも、フルタイムのおかげか仕事での成果をだし、昇格することができました。

時短勤務とフルタイム勤務を両方経験してみて

もともとフルタイム復帰の予定でしたが、思うところがあり、時短を選択しました。
当時うちの会社に時短勤務がいなかったので、会社には言いづらかったのですが、育休中の早い段階で相談ベースで持ちかけて、復帰直前の意思確認で思い切って申告しました。
法律上、会社もNOとは言えませんしね。

結果的に良かったです。
旦那激務で週7日ワンオペ育児のわが家にとっては、時短勤務がベターな選択になりました。
何といっても、母である私の日々の余裕があります。

一方で、フルタイム勤務なら、余裕をもって両立するなら、環境に恵まれていることが必要になるのかなと思います。
(旦那が平日の育児に参加できる、祖父母の協力がある、定常的に家事の外注ができる、など)

現実的には、ワンオペでフルタイム勤務をされているワーママばかりですよね。。

今回、時短勤務を選択した「思うところ」とは?

正直、1歳の子どもだけなら(一人っ子なら)、仕事の成果を求めてフルタイム勤務を選択したと思います。
でもあえて時短勤務を選択したのは、上の子の「小1の壁」対策です。

実は、時短勤務は小学生の育児で取得したい制度だと痛感しています。
小学校は保育園のように面倒を見てはくれません。
(小1の壁については、別途記事にしたいと思います)

時短勤務の法律を3歳までではなく小学生まで広げて、
小学生低学年で当たり前に時短が取れるようにしてほしいと思います。

 

 

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