2歳児さん、来年度は幼稚園?保育園?

我が家の息子はいま2歳児クラスに在籍しています。
息子が通っているのは幼稚園系列の小規模保育園で、もともと2歳児クラスまでしかありません。

そのため、来年度の園を決めないとならず、幼稚園にするか、保育園にするか悩んでいました。

6歳違いの姉の時には幼稚園の選択肢はほぼありませんでしたが、現在は幼稚園でも預かり時間が長いところが増え、共働き家庭でも幼稚園の選択肢が出てきました。

今回息子の幼稚園進学を検討するにあたって知ったことを記載していきたいと思います。

 

幼稚園と保育園の違い

初歩的な話ですが、まず管轄と目的が違います。

幼稚園は、文部科学省の管轄で、「幼児を保育し,適当な環境を与えて,その心身の発達を助長すること」(学教法第 77 条)、

保育園は、厚生労働省の管轄で、「日々保護者の委託を受けて,保育に欠けるその 乳児又は幼児を保育すること」(児童福祉法第39条)

よく言われることですが、幼稚園は「教育」、保育園は「保育」です
(認定こども園はこのミックスで、園によって異なります)

共働き家庭から見た幼稚園

私は出産前から共働きだったので、幼稚園については「帰るのが早いけど、教育重視なのかな」ぐらいの認識しかありませんでした。

幼稚園によって特色・ルールは異なりますが、共働き家庭でも通える幼稚園を前提に、良い点・懸念点を記していきます。
(あくまでも、一つのモデルケースです)

良さげな点

① 延長時間が保育園並みに長い
② 教育(学習だけではなく、体力や情操)に主眼を置いている
③ スイミング等の複数の習い事に連れて行ってくれる 
④ 送迎バスがある(時間が合えば行きだけでも使えると助かる)
⑤ 先生方が全般的に優しく、ゆるやかな雰囲気なことが多い
 (保育園は「保育」なので温かくも厳しい面もある)

共働きなので、親の就労時間に預かってくれることが大前提です。
また、共働きゆえに、園で習い事に連れて行ってもらえると、すごーく助かります。

はなママ
親も休みたい週末に、習い事のはしごをしなくてもいい!

一方で、共働きにとっても一般的な懸念点です。

懸念点

① 長期休暇(夏休み・冬休み・春休み)がある、しかも長い
② 午前保育のみの曜日がある
③ 給食がない、または弁当の曜日がある
④ 延長時間の子供が少数の場合がある
⑤ 料金は毎月一定(8月でもほかの月と同額で支払う)
⑥ 入園料や制服代がいる(制服にもよるが約10万円)
⑦ 園のイベントが平日にある
⑧ 親の役員がある、親の手伝いが保育園に比べ多い
⑨ 台風警報などのときに、休園になりがち 

うーん、こうやって羅列してみると、共働きにとってはデメリットが多いですね。。
ただ、共働き家庭が多くなり、対策をしている園も多いかと思います。


例えば・・・・

①②の長期休暇や午後休園時、預かり保育はある場合が多いです。

③は、弁当を発注出来たりします。

④は園に要確認です。毎年どれぐらいの人数が延長で過ごしているのか、
自分のお迎え時間に何名ぐらい残っているのか(来年度の話なので現状からの予想ですが)。実際、預かり時間が長くてもラスト1時間に残っている園児はいないと聞いて、候補から外した園も私はあります。

⑤は幼児教育無償化(月額2.57万円まで)になるので手出しは限られています。ただ長期休暇の保育料は別途支払いのところが多いので、これは出費になります。

⑥は痛い出費です。保育園なら原則不要ですからね。しかも幼稚園の制服は可愛いけど、高い!

⑦⑧も園に確認です。平日のイベントも年に数回だけなら、有給休暇で対応できそうなところもあります。親の役員や手伝いもあまり多くない園もあります。

⑨は意外と盲点です。特に認可保育園に通っていると、急な休園がほとんどないですが、幼稚園は小学校並みに臨時休校になることもあります。

 

以上のように、共働きでも通園できる幼稚園もあります。入園前の見学・説明会参加は必須です!

結局我が家はどうする?

幼稚園に進学することになりそうです。

決め手は、幼稚園が息子に合ったのびのびとした教育環境であることと、預かり時間内で習い事に(スイミングや体操教室など)連れて行ってくれることです。

あと、系列の園なので、先生方の雰囲気が分かっていて、子どもも慣れていることも大きいです。
また、入所順位は高いとはいえ、保育園に入れる保証もありません(笑)

夫は週7日の働いているので、幼稚園対応は私がせざるを得ませんが、何とか仕事をやりくりをして臨みたいと思います。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です