小1の壁①~学童について

ランドセル、小1の壁

肌寒い季節になってきました。
年長さんは小学校の「就学前検診」の時期で、いよいよ小学校入学間近ですね。

昨年、わが家は上の娘が小学校1年でした。
そのときに感じた「小1の壁」について、何回かに分けて書いていきたいと思います。

我が家の「小1の壁」対策(裏技)

先に、わたしの「小1の壁」対策を言っておきます。

それは、「第二子の産休・育休をぶつける」という裏技です。

7年前、はなママは、遠距離通勤+残業ありのフルタイムの総合職でした。
娘が小学校に入ったらこんな働き方は無理だろうなと、小1の壁を意識しており、「娘が小1のときに休みを取る!」と決意して、何とか実行できました。

なので、小1の壁をワーママとして過ごしてはいませんが、ワーママ目線で過ごしてきました。
そのことを書いていけたらと思います。

小1の壁とは?

小1の壁とは、
「共働き家庭において、こどもが保育園から小学校に入学する際に直面する問題」だそうです。

保育園は、「保育が必要な」子供が入園するところなので、家庭的役割を担って親が働ける環境を提供しています。
一方、小学校は教育機関なので、そんなことをしてはくれません。

その役割を「学童(放課後児童クラブ)」に期待してしまいますが、
保育園には遠く及びません。

これは小1の大きな壁の一つだと思います。

学童には、各小学校近接の「公設学童」と、民間が運営する民間学童があります。
入学にあたってまず検討するのは公設学童だと思いますが、公設学童と言っても地域によって様々で違いがあります。


これからの話は、うちの地域の学童の話で、一例として読んでいただけたらと思います。

①学童にそもそも入れない

小1でも、定員オーバーで公設学童に入れない場合があります。
部屋が狭い、学童の指導員が不足している、1年生は○○名しか定員がない、など理由はいろいろです。

そして、学童入れない場合に民間学童を考えるなら、早い段階で予約していないと先に定員になっています、
(コスパの良い人気の民間学童は特に)

うちの公設学童の申し込みは2月の入学説明会の週で、民間学童はそのときすでに枠がいっぱいでした。

我が家は民間学童に入れていますが、娘が保育園・年長の5月に民間学童の仮押さえをしています。(入学1年近く前に予約したのに、すでに来年度の予約が数件入っていました。)

学童に入れないと、仕事を続けることがかなり難しいと思います。

②学童の閉所時間が早い

うちの公設学童の場合、閉所は18時半です。17時までの利用なら、こども一人での下校も可能です。


18時半お迎えリミットだと、フルタイム勤務で、ギリギリか、間に合わないか。。。一人で帰るのも、1年生ではまだまだ心配です(上の学年に兄姉がいれば別ですが)


学童の閉所が何時かによって、勤務時間の調整が必要になってくるかもしれません。

③学校が臨時休校のときは学童も休み

大雨・台風などで警報が出ると、学校は臨時休校・もしくは下校時間が早まります。
通常、下校時間が早まってもそのまま学童に行けますが、警報の場合は学童も休みになります。しかも急な警報で下校時間が早まる場合は、うちの小学校では保護者の迎えが必要です。

また、インフルエンザなどで学級閉鎖になった場合、罹患していなくても、そのクラスの子は学童を利用できません。
学級閉鎖で学童も利用できない、病気でもないから病児保育も利用できないという日にちが数日続いてしまいます。近隣に協力者がいれば良いのですが、援護のない共働き家庭は、困り果ててしまいます。

昨年、娘がインフルエンザになって5日間学校を休みました。その直後、学級閉鎖で4日間休みでした。
わずか1ヶ月の間に、平日9日間も登校できなませんでした。
仕事をしていたらと思うと恐怖でしかありません。

④学童でお昼ご飯は出ない

入学したての1年生は、しばらく給食前に下校になります。下校後学童で過ごす場合、お弁当持参です。また夏休み等の長期休暇も毎日お弁当持参です。
コンビニで買っていくというのも禁止されていませんが、うちの学童ではみんな手作りのお弁当だそうで、ワーママ仲間はため息をついていました。

お弁当作り、ワーママにとってかなり負担です。。保育園の給食がなつかしい。。

学童はありがたい制度ですが・・・

もちろん学童に良いところはたくさんあります。
長期休暇にはいろいろなイベントを企画してくれたり、水族館に連れて行ってくれたり、こどもたちを楽しませようと考えてくれています。ありがたいです。


そもそも学童に預けられないと、小学校の下校時間の変更や代休は多く、共働きが極めて困難になります。
ただ、前述の①~④のように、学童だけでも保育園時代より確実に親の負担が増えます。


そして、小学校自体も、親の関わりが保育園時代と違う形で必要となってきます。この話は「小1の壁②」として、また別の記事にしたいと思います。

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